合掌
2008年4月より、東京都少林寺拳法連盟の理事長を務めることになりました大澤隆です。
昨年07年は、少林寺拳法創始60周年・東京都進出50周年というメモリアルイヤーでした。
少林寺拳法を、中国三千年の歴史と混同されていた方には意外でしょうが、我々は、戦後日本の復興の歴史と歩みを共有してきた社会教育団体であり、東京には現在126の支部がございますが、その歴史は、箱根の山を越えて、半世紀を閲したにすぎません。
少林寺拳法は、開祖・宗道臣先生が、第2次大戦中の中国での体験と、その折学んだ拳技を整理再編し、人間完成を目指した思想・技術と教育システムの総称です。
「単なる武道やスポーツにとどまるな」と教えられた魅力は、今では世界33か国に広がり、登録会員延べ150万人という数字が、これを証明しております。
私も、東京都における少林寺拳法と同い年の現役拳士・指導者ですが、若くして、連盟の業務に携わり、多くの諸先輩と同じく、この道に人生を懸けてやってまいりました。
興味を持ってホームページを開いてくれた皆さん、もう一歩進んで、お近くの練習場所をぜひ訪ねてみてください。
きっと、いい笑顔に出会えることをお約束いたします。
東京都少林寺拳法連盟の活動・行事については、より詳しくていねいに広報活動ができるよう努力してまいります。
今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。
支部長・拳士の皆さんへ
合掌
東京都に少林寺拳法を伝えた、初代・内山滋先生に始まる、開祖の時代の先達諸賢によって、連綿として受け継がれてきた組織の舵取り役を、創始60周年・東京進出50周年のメモリアルイヤーを終えたこの年より、宗由貴少林寺拳法グループ総裁と同年代に当たる私たち執行部が任されたことに、運命的なものを感じずにはいられません。
創造の息吹に接し、熱く鍛えられ、それを守り伝えた時代から、開祖を直接は知らない世代へのバトンタッチを、いかにしっかりと行うか。少子高齢化社会、公益法人改革等、我々を取り巻く環境も厳しさを増し、前途洋々という状況にはありませんが、ゼロからスタートであった開祖に比べれば、我々には、人と組織という巨大な財産が、すでに準備されております。
世界に一つの少林寺拳法という根っこを持った仲間は、時に意見の衝突があっても、組んだ肩・つないだ手が離れることはなく、東京都連盟は、日本の中心・顔であるとの誇りを持ち続け、これまでやってまいりました。
この度は、理事長の交代と同時に、長年、東京都少林寺拳法連盟の会長として支援をしていただいた伊藤園社長・本庄八郎様には、財界・社業の激務から、会長職は引かれ、新たに名誉顧問に就任をいただき、後の会長職を、教育界の重鎮であるところの西原春夫先生にお引き受けいただきました。
西原先生の「アジアの平和が、世界人類の平和の礎である」との認識は、開祖・宗道臣先生の絶えず話されていたことそのものであり、理想の提唱のみならず、そのための実践を行われていることに親近感を抱くと同時に、我々ももっと頑張らねば……との、奮起を促されたところです。
宗由貴総裁の二世就任時に、「鍛えた拳はどこに行くのか?」との問いがございましたが、今は、この拳(人と組織)を振り上げることなく、ただ真っ直ぐに、青少年の健全育成と、日本・アジアの平和に貢献する原動力として、突き進めていきたいと思います。
支部長・拳士の皆さんの、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。